 師匠が天国に旅立ち、一念発起。佐野さんにもらったメモをもとに岡山の山水地鶏を使ってスープを作り、佐野さんが使用していた製麺室も訪ねた。しおりさんや佐野さんの弟子からもアドバイスを受けた。
7月4、5日の2日間限定で、同店で「渾(こん)身の鬼塩ラーメン」と「渾身の鬼塩つけそば」を販売する。「佐野実の愛した食材を使ってリスペクトを込めた。店を開いて2年間の集大成を見せたい」。調理場には佐野さんのモノマネで立つ。「恩人でもあるし神様でもあるし、鬼でもあった。モノマネはもちろん続けていくし、味も伝えていきたい」と天を見上げた。
客:愚茶珍さん |
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